フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【フードライター弁当】 冷蔵庫のストックおかずをまとめてラクラク「厚揚げうま煮弁当」

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好き。

今日は冷蔵庫の「残り物ストック」で作る「厚揚げうま煮弁当」の作り方を紹介します。

なかなか奥が深い「お弁当ハック」。冷凍食品か手作りか?

大人用の「厚揚げうま煮弁当」。残り物ストックを活用するとラク。しかも満足する。

お弁当は娘が小学校に入ってから、夏休みや冬休みの学童弁当で作りました。

学童はやめたのでいったん終了。しかし3年間いろいろ研究した、お弁当作りのノウハウは、たまりました。

定番の冷凍食品は便利だけど、フライの衣が分厚くて中身が少なくかったり、満足度が低いんですよね。

(余力があれば、ですが)手作りおかずの残り物を詰める方が、わたしは好きだな、というのが結論でした。

自分用のお弁当はそうしていて、これはその一つです。一つずつ紹介します。

「厚揚げうま煮弁当」(1人分)

■前日までにやっておくこと(粗熱が取れたら冷蔵庫保存)

(1)厚揚げうま煮を作る。厚揚げ一丁に熱湯をかけ、油抜きする。めんつゆ(4倍濃縮)小さじ2、水1/2カップ、酒大さじ2、砂糖大さじ1と1/2、しょうゆ大さじ1で20分煮る。
(2)ひき肉炒めを作る。ハンバーグなどのひき肉料理を作った際、ひき肉を少しだけお弁当用に残す。油少々で色が変わるまで炒め、酒・みりん・しょうゆ各少々で味付けけする。
(3)スナップえんどうの筋を取る。プチトマトを洗う。1、2と一緒に冷蔵庫でストック。

前日までにこの「ストック」を準備。わたしは夕飯の片付けをしながらやります。

■当日朝やること

(1)冷凍ごはんを電子レンジで温める。ストックの厚揚げうま煮とひき肉炒めも軽くレンジで温める。その間、以下の作業をする。
(2)卵焼き器に水を沸かし、ストックのスナップえんどうを塩少々で1分ゆでる。

卵焼き器をなべ代わりにしてスナップえんどうをゆでる。

 

(3)2の水を捨て、油少々を引いて卵焼きを焼く。

卵1個、塩ごくひとつまみ、砂糖と水 各大1/2、白だし(めんつゆ)と薄口しょうゆ  小1/4が我が家のお弁当用卵焼きですが、全部各少々でも。

スナップえんどうをゆでたフライパンを、洗わずそのまま使うのがポイント。

 

(4)1のごはんに好みのふりかけなどをまぜ、おにぎりを作る。

好みのふりかけなどをまぜて。塩むすびでも全然OK。

 

(5)1〜4とプチトマトをバランスよく詰め、海苔をラップに包んで別持ちして完成。

完成!やさしい甘辛味がじゅわっとしみた厚揚げ、外で食べるとほっとします。少し添えたひき肉そぼろもいい感じ。

一気に書くと複雑に見えますが、それぞれはとてもシンプルな作業。慣れると簡単です。

おかずと野菜を変えて同じ手順でやったもの。おかずは春巻きと鶏の唐揚げ、野菜はゆでキャベツで。

自炊派は、毎日食事を作ってお皿洗いして片付けて……だけでも大変なのに、お弁当まで作る人は本当に天才的にがんばっていると思います。みんな感謝しよう!(笑)ほめてあげよう!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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