こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
お正月も明けて、年始の仕事も始動!
そしてワーキングマザーにとっては、また頭の痛いイベントがやってきました……
そう、学童弁当作りです!
今回はその苦行を一つでもラクにして、さらに子どもにも喜ばれる、市販の冷凍食品を活用するコツを紹介します。
作り手には便利だが、食べ手は盛り上がりにくい冷凍食品
記事冒頭の画像は、近所のスーパーで買った、この冷凍フライ2種を詰めたお弁当です。
「冷凍食品 弁当」で検索すると「そのまま詰められるし、夏は保冷剤がわりになって便利」という“作る側”のメリットが結構出てきますが……
正直、“食べる側”にとっては、それではイマイチおいしくないし、テンションも上がらないです。
小学生になると、口もいっちょ前になってきます。
「えー、また冷凍フライ…いやだー」と言われかねない。
忙しいのに弁当作りしている身には腹の立つ言葉ですが、私自身がお弁当が(冷凍じゃなく手作りでも)苦手な子どもだったので、よくわかります。
仕事の合間のランチを生きる活力にしている大人がいるように、子どもだって毎日の昼ごはんを楽しみにしているのです。
できる範囲で盛り上げてあげたい!
冷凍食品は詰める前に焼くと、見た目も味も一気によくなる
ということでやっと本題。
冷凍フライは「詰める前にトースターかオーブンレンジのグリルで焼いて、常温まで冷ます」をやってみてください。
- フライの個別ケースは焼く前に外す
- 時間は7〜8分くらい(3cm角の白身魚フライの場合)
- 目安は表面がこんがりきつね色になり、ジュージュー油が浮き出てくるまで
- トースターには小さく切ったアルミホイル、グリルにはオーブンシートを敷いてフライをのせると、加熱中に出る油や衣が気にならない
- (できれば)浮き出た油を少しペーパーで押さえてあげると、さらにカリカリにおいしく仕上がります
冷凍フライのパッケージには「電子レンジでも温められます」とありますが、トースターかグリルの方が絶対おいしく、見た目も美しくなります。
グリルで高温で水気を飛ばしておくと、朝作ったお弁当が、昼食べる時までおいしいままキープできるのです。
このときは、玉子焼きの水気もフライに移したくなくて、仕切り紙(ダイソー)までかませました←ここまでやる必要はありません(笑)
「市販のフライごときにそんな時間をかけられない!」という方は、弁当作りの最初にフライを焼き始め、取り出して冷ます間におにぎりや他の具材を作ってみてください。
ちょうどよい時間配分になると思います。
うちの小1娘はこの冷凍フライ弁当が大好きで、残さず食べてくれます。
帰宅後「今日もおいしかったよー!」と笑顔で言われると、なかなかの達成感も得られてよいです。
もしお弁当作りに困ったら、一度ためしてみてくださいね。
そしてその他の玉子焼きや野菜ゆでのレシピと手順ははこちらの過去記事([フードライター弁当]頑張らなくても毎日作れる「ワンパターン学童弁当」 )をご覧ください。
今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>