フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

クローゼットの片づけ術

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■そういえば2か月ほどに「現在、家のクローゼットの片づけに取組み中」という話を書き(過去記事)、終わったら報告します、と書いていたのですが忘れていた。少し前に終わったのです┗(^0^)┛その話を少し。

■私は「片付けが苦手な家」で育ったので、主婦になってからはいろんな整理整頓術のベストセラーを読んで、結構研究しました。一番役に立ったのはこの本。玄関の靴箱、お風呂場、寝室、リビング、ダイニング、キッチン…部屋別の収納解決法が写真で出てて、半年くらいかけてほぼこの通りにしました(そして完了直後、根の詰めすぎで熱が出て数日倒れた・笑)



■飯田久恵さんの本は、他にもいくつか読みましたが、本当にどれほど目からうろこが落ちたことか…「片付けが苦手な人は、その人自身に問題があるのではなく、たいてい『片付けやモノを捨てるのが苦手な両親に育てられ、片付けのイメージができないため』」という飯田本の言葉には救われた。両親に話したら、ムッとされましたが(笑)
そう、一定のスペース、特に基本的にせまい日本の住宅では、まず8割がた収まる量にモノの量ををいつもコントロールすることからすべてが始まるのです。

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■で、そんなわけで飯田本の通りに家中を大改革し、数年経ったのですが、基本的に快適でうまく循環しているもののただ1か所、寝室のクローゼット部分だけはすぐに「整頓系」がくずれてしまった…洋服の収納って、循環するシステムが複雑ですよね?
・出かける際の服(仕事用、オフタイム用)
・家にいるときの部屋着
・(私の場合)テニスをするときのスポーツウェア

と3ジャンル?あり、

それも使用後、
・毎回必ず洗う
・とりあえずしまって、何度か着てから洗う or クリーニング(ジャケット、スーツ、重めのニット)

など処理の方法が違う。

■さらにトップス、ボトムス、下着、足まわり(靴下、ストッキング、タイツ)などもっと細分化され、それがどうしてもぴしっと収まらず、忙しい中でぐちゃぐちゃしてしまう。その間、洗濯してきれいになってからまたしまわなきゃいけないものも日々発生し…飯田式では洋服の収納についてはざっくりしか解説してないので、ここだけがストレスだったのです。




■で、再度クローゼットだけの収納をやり直しました。参考にしたのはこの本!洋服の収納術に特化した本です。先ほどの「洋服のジャンル分け」による収納の解決法が、すごくわかりやすく書いてあります。これを読んでやっぱり複雑な収納の中で、クローゼットって特殊なんだ!と実感。



■仕組みはこの本を参考に、収納する「箱」は、形からまず整え…ってことで、従来あった、全然使えなかった衣装ケースを思い切って粗大ごみに出しまくり、これをクローゼット2か所分、8個も買ってしまいました。全部で2万円くらいかかっちゃった(^-^; この最大サイズはボトムス用、小・中サイズをいまある靴下、カットソーなど小物系の量に合わせて。これ、レギュラー版の「フィッツケース」に比べて値段はちょっと高めですが、引き出しから倒れてくることもなく、すごく頑強で安定して使いやすい。
おかげで朝、出かける際着る服がパッと決められるようになりました。よく言う「前の晩に天気予報チェックして、着るもの決めて出しておいて」…って、理想だけど毎日はなかなか疲れてできない\(;゚∇゚)/




■「片付け」というのは生活のほんのちょっとしたことのように思えて、実は人生全体に影響する一つの大きな、壮大な学問で、そのことは佐藤可士和さんなども本で書いています。この本は生活まわりよりビジネスに関する整理収納術ですが、佐藤さんの成功させたSMAPのプロモーションやユニクロセブンプレミアムの新シリーズ開発成功秘話などもあって、とても面白かったのでよかったらぜひ読んでください。
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