フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【上野】 日本人の歴史と和食トリビアも楽しめる!フードライターおすすめ「国立科学博物館」

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

もうすぐ春休み!今日は小学生とのおでかけにおすすめスポット、上野の「国立科学博物館」を紹介します。

春のおでかけにもちろん、屋内なので先日の初雪のように天気が悪い日・寒い日も快適です!

電車行けるおでかけスポット、いろいろ調べた中でもおすすめ!

上野駅ほぼ目の前の「国立科学博物館」。

夫婦ともにペーパードライバーの我が家。

「富士サファリパーク」「マザー牧場(千葉))」「こんにゃくパーク(群馬)」など、子どもが好きそうな「都内から車でサクッと行ける遊び場」がハードルが高いのです。

でもこの国立科学博物館上野駅ほぼ目の前。電車でのアクセス抜群です。親も子も勉強になるし、面白い。

最初はたまたま、ある取材があってわたし1人で行きました。

「わー、ここ和食トリビアもわかるし楽しい!娘が小学生になったら連れてこよう!」と思って、ついに行けたのです。

日本館と地球館があり、どちらも見応え十分

動物のはく製や恐竜の巨大な展示も。

常設展には「日本館」と「地球館」の2館があります。どちらも見応えのある展示がいっぱい。

大人も勉強になって面白いです。

クラシックですてきですが、150年前の建物なので歩き回るとちょっとハードです。

ただ1877年設立、歴史ある建物で館内は階段だらけ。情報量もたくさんで「小学生と両方の館をくまなく見る」のは難しいかもしれません。

フードライターのおすすめは、日本人の歴史や和食の成り立ちがたっぷり学べる日本館です。

日本館で見て面白かった展示を、一気にご紹介します。

日本館の「和食トリビア展示」を一挙ご紹介!

縄文人の食生活(狩猟中心)。

稲作と調理も始まった弥生人

着物も着てだいぶ文化的になった平安時代

こんな時代別の生活がわかる日本人のオブジェも。等身大なのでリアルで面白い。

海の深さ別・日本で獲れる魚の展示。

昆布のきた道。

七輪のオブジェ。

縄文人弥生人の食べていたもの。

米から作る麹(コウジ)菌の展示。しょうゆ・みそ・酒の和食に欠かせない菌ですね。

お米についてのちょっと真面目な展示。

日本人の人口の変遷がひと目でわかる展示。

これがわかりやすくて面白かったです!

日本列島に住んだ人ってまだ5億人しかいない。

それも昭和・平成で全体の1/4を占めているけど、奈良・平安時代、江戸時代でも1億人いたので、増えたり減ったりしているんだ!と初めて知って。

いま人口減が叫ばれているけど、こうやってまた増えるときも来るんでしょうね。

とにかく歩くのでラクな靴で!

クラシックですてきです。

春休みのおでかけにぜひ。上で紹介した常設展は予約不要でふらっと入れます!

館内にレストランもありますが、我が家は近くの、よく行くチェーン店で食べました。次の記事で紹介します。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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