食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
久しぶりに映画館で映画を観た話。香港発の新作映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」です。
香港のアクション映画で、香港映画史上歴代NO.1大ヒット中だそう。
ひと言で表すと「香港版アウトレイジ80年代ルックバックだけどストファイ的?」な映画でした
わたしはアクション映画が特別好きではありません(笑)ただ父親の海外転勤で中学時代(80年代後半)は香港で過ごしたので、懐かしくて。
当時香港で一緒だった日本人の同級生たちとは、四半世紀を軽く超え、35年経っても学年みんなで仲が良いです。
そのうちの1人が「香港映画がヒットしているらしいから、みんなで観てわたしたちのいた80年代ルックバック香港デーにしよう!」とすてきな企画を思いついてくれました。
舞台は伝説の「九龍城砦」——無法地帯として知られ、今は失われたその場所が、圧倒的なスケールでスクリーンに蘇る。
ルイス・クー、サモ・ハンといった香港映画界のレジェンドから若手実力派までが集結し、壮絶なアクションで観客を圧倒する。
約10億円を投じて精密に再現された九龍城砦のセットは圧巻。息を呑むスケールと細部へのこだわりが、観る者の心を鷲掴みにする。
(公式サイトより)
アカデミー賞® 国際長編映画賞選出、香港映画として歴代No.1の動員達成、とかいろいろ金字塔連発な作品。
みんなでこの企画を決めてからも、映画はさらにヒット。
2月の連休中だったので、都内の主要映画館で「チケット7人分を近くの席でまとめて取る」のは大変だったようですが、発起人の友人が深夜に奮闘してくれました。
そんな経緯でこの映画を観たわけですが……
いやすごかった。ほぼ戦い。無法地帯でのド派手アクション連発。
よく考えると残酷なシーンばかりなのですが、そこは令和版にアレンジして、コミカルに表現してある。
「ストリートファイター」のようなアクションゲームを大轟音で観ている感じ。午後2時前スタートの回で、「眠くなっちゃうかね?」とみんなで話していたものの、始まるとそんな心配は皆無。
「ひゃーーーー!」と叫び、飛び上がりながら(わたしだけ?)楽しく鑑賞しました。80年代の香港の風景もすごく懐かしかった。
映画グルメも楽しめた
アクションと一緒に、「映画グルメ」が楽しめるのもこの作品の見どころで。
無法地帯でギョウザを子どもから大人までみんなで包むシーンや、主人公がガツガツ食べていたこのチャーシュー飯もおいしそうでした。
これと同じメニューを、銀座の香港料理のレストランがコラボ提供していて。
友人がこの企画を考えてくれたとき、「映画の後、香港料理をみんなで食べに行こう!」とわたしもアイデアを出して、予約しました。
そこで食べた料理は、次の記事で書きます。
映画は来週いっぱいは上映しているので、興味がある方はぜひ!
この作品は絶対、映画館で観た方が楽しめます!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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