フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

キッシュ、鶏のきじ焼き、かじきのソテー/映画『二郎は鮨の夢を見る』

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入院64日目。朝食は、キッシュ、きゅうりとアンチョビのサラダ、ベーコンとキャベツのトマトスープ、パン3種。

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■昼食は、鶏のきじ焼き甘味噌がけ、野菜のあんかけ、ほうれん草と油揚げの和え物、にゅうめん。

■夕食は撮り忘れ<(_ _)> かじきのソテー、トマトソースでした。

■今日見たWOWOW録画持ち込みDVDはこれ。いまやグルメ好きや食業界の人以外にも有名になった、銀座のミシュラン三ツ星寿司店すぎやばし次郎」のドキュメンタリー映画です。
初代の小野二郎氏、二代目の息子二人、生い立ち、日々の仕事や寿司にかける思い、築地の取引先とのやりとり、お店の弟子たちとの関係…など、「すきやばし次郎をめぐるすべての要素」を1本の映画に興味深く、テンポよくまとめてある。

■見どころは、この映画が「アメリカ人クリエイターの目から見て感じ取った”ニホン、寿司、そして食や素材への尋常ならぬこだわり」という点。日本人の監督がこの映画を同じように撮ったら、普通によくある「NHKやテレ東風ドキュメント」になるところだが、アメリカ人監督のフィルターを通して、とてもおしゃれな芸術的作品になっている。
日本の寿司職人の泥臭い徒弟制度などもたっぷり紹介しているのに、とにかく演出がエレガントで優雅なのだ。裏の厨房で下ごしらえする弟子の仕事ぶり、日常の仕入れの様子、築地場内のセリの風景などもすべてBGMにオーケストラのクラシック音楽を流し、まるでバレエ作品でも見ているかのよう。
二郎さんや二代目が握るお寿司もまたおいしそうに、美しく映してあり…

■この映画の公開後、次郎の店舗にはさらに海外からのお客さんが激増しているようで、わかるような気がします。
これだけ美しく上手に、世界中の人に日本の食文化を紹介してもらえるのは、食の仕事に関わる一人の日本人としても嬉しくなった。

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