食の取材歴19年のフードライター。食のトレンドや仕事メモを書いてます。イタリアンと魚が特に好き。

100年後の世界、こうあってほしい

■私はふだん、他の人のブログをよく読みます。毎日のぞくブログの一つが「Chikirinの日記」。おそらく1日の訪問人数が軽く1万人を超えている、α(アルファ)ブロガーさんだと思います。ブログのヒットで、ダイヤモンド社から本も出されています。


「自分のアタマで考えよう」ちきりん著(ダイヤモンド社)
先日、新宿の紀伊國屋書店でも大きなコーナーが作られてました。

■このブログは、政治・経済・歴史・時事問題と取り上げるテーマが多岐にわたり、考察も深くて、無料で読めるものとは思えないほどどの記事も内容が濃い。最近読んだ中で一番面白かったのがこれ「武士、軍人、官僚」(7月1日更新分)。

■長いので要約すると、「江戸時代の人に、『明治以降、日本には武士がいないんですよ』と教えても誰も信じないだろう。さらに、明治・大正世代の人(いまからほぼ100年前に生まれた人)に『100年後の日本に、軍人はいないんですよ』と教えても誰も決して信じない。なぜなら武士も軍人も、当時の日本の社会で、圧倒的な支配階級だったから」。

■でも現実に、2012年のいまの日本には武士も軍人もいない。ということは、現代の官僚が「100年後も続く国づくりを」と訴えても、まるで意味をなさない。どうなるか誰も予測できないのに100年後まで続く制度作りについて、議論するだけアホらしい、という非常にユニークな視点の記事なんですが…

■なんでこのちきりんさんの記事を引用したかというと、これを読んで思った、私自身のいまの夢は「いまでは誰も考えられないけど100年後、『食』ですべての病気が治療できる、もしくは完全に予防できる世の中になっていてほしい」ということ。

■いまは、食べる物ですべての病気が治ることなんてありえない。「トマトがなんとなく体調を整えるのにいいらしい」とか、「コーヒーを毎日飲む人は大腸がんになる確率が飲まない人より○%少ない(かも)」といった非常に不確実な、ゆるいデータしかない。でも100年前は想像できなかったことが現実に起きているなら、もしかしたらできているかもしれない。

■思えば私が大学の頃、友達との通信手段といえば「ポケベル」しかなかった。でも私の通っていた大学は小田急線の果ての果てにあったので(当時)、乗車中にポケベルに連絡が来ると返しようがなく、「あー、電車の中からすぐ返事できればいいのになー」と心から思っていた。電車を降りたあと、必死で公衆電話を探し、相手のポケベル宛に打ち返していたのです(笑)

■そしたら数年も経たないうちに「i-mode」が出てきた。「メールがその場で送れるなんて」、と信じられなかったけど、いまではそれすらも笑い話(^-^;食べ物だけで病気がすべてなくなる時代、私が死んだ何十年か後、きっと来ていると信じてます…(^o^)

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