フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

自家製ヴィシソワーズ(じゃがいものスープ)の隠し味

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■先日、血圧を指摘された話を書きましたが(過去記事→「晩酌好きのための代替品」)、思い立ってコーヒー、紅茶などカフェインが入っている飲み物をすぱっとやめました。「カフェインと血圧は関係がある」という意見と「ない」という意見、両方ありますが、一応思い切って。

■コーヒーと紅茶、わたしどちらも大好きで。しかし毎日浴びるように飲んでいたというのに、意外とやめてもぜんぜん平気だった(^-^; 
そしてさらにびっくり!同じように大好きだった「デニッシュパン」に同時にまったく興味がなくなりました。街でもデパ地下でも、ちょっとおしゃれな、おいしそうなパン屋さんを見ると、いままでは寄らずにはいられなかったのに。なぜだ?不思議な因果関係です。


■さて、今日は冒頭の「ヴィシソワーズ」のレシピです。じゃがいものなめらかでクリーミーなスープ。家でも簡単に作れます。バーミックス のようなスティックブレンダ―があると楽勝ですよね。こういうやつ。

■でも野菜の中では高カロリーのじゃがいもを使い、牛乳をベースにさらに超高カロリーな生クリームで仕上げるので自家製レシピとはいえ、ダイエットにはとても向いてないレシピ。でも生クリームを単純にのぞくと、逆に味気な~い、「いかにも家レシピ」という味になっちゃいます。

■そこで牛乳の割合も減らし、大部分を豆乳(調整豆乳)に切り替えて作るとすごくうまく行きます。普通の豆乳だと豆の強い風味が立ってしまうのだけど、ほんのり甘みのある調整豆乳はばちっと合う。
じゃがいもと豆乳、遠いようで相性がよいのだなと実感するレシピ。しかもおなかにすごく優しく、満足できますよ。コクがあるのにすっきりさっぱり、という感じ。えのきを入れると食べごたえもアップ。試してみてください\(^0^)/\(^0^)/

「コクありさっぱりダイエットヴィシソワーズ、えのき入り」1人分208kcal
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【材料:2人分】

じゃがいも 2個
えのき 1/2束
玉ねぎ 1/4個
バター(できれば無塩) 大さじ1/2
コンソメ(顆粒) 小さじ1
調整豆乳 1カップ
牛乳 1/4カップ
塩・こしょう・水

【作り方】
じゃがいもは厚さ1cmに切り水に少しさらします。厚手の鍋にバターを溶かし、玉ねぎを弱火でしんなりするまで炒めます。じゃがいも、水2カップコンソメを加え、一度沸かしたら弱火にかえ、ふたをずらしてかぶせ、10分強煮込みます。その間にえのきの下を落とし、半分に切ってほぐします。
じゃがいもにさいばしを刺し、すっと通ったらフードプロセッサーにかけ、再度鍋に戻してえのき、豆乳と牛乳を加えて軽く温め、塩・こしょうで味をととのえる。

*できたての温かいまますぐ飲んでも、ひと晩冷蔵庫に入れて、冷たくしてもどちらでもおいしいです。意外とごはんにも合う洋風スープ。

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