フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

自分で作って便利な「『手づくり』インスタント冷凍食品」

■あまりおしゃれでないうちの近所に、とてもおしゃれでおいしいパン屋さんが最近できました。シンプルなウッドの内装で、まるで中目黒や三茶にあるようなお店。嬉しいヽ(´▽`)/
さっそく「すぐ売り切れになる」と評判の、食パンを買ってきました。うちはパンの消費量が少ないので、すぐ冷凍します。当日すぐ1枚1枚ラップに包み、元の袋に詰めて冷凍すると、そのまま焼くだけで、当日のおいしさがすぐ復活します。

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■冷凍ワザは本当に便利なのですよ。おかずでは、ドライカレー、つくね団子(豚でも鶏でも)、白身魚のソテー蒸し鶏、かぼちゃの煮物など。
一度完全に作っておいて、粗熱が取れたら袋に入れて冷凍し、食べたい前夜に冷蔵庫に移して解凍。もう一度温め直してそのまま食べたり、ソースなどを加えてさらに仕上げ直したり。
これは、たまにやるミートソースの冷凍インスタントです。ミートソースって、みじん切りにしたセロリや玉ねぎをよく炒めて、さらにひき肉入れて煮込んで、食べる頃にはヘトヘトになっている(^-^; だから一度に多めに作り、残りをこうして冷凍します。

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■一度食べるとしばらく食べたくないから、口がその味を忘れたころ(?)にまた登場させる。冷凍したものは1か月は大丈夫。
「セールの時にお肉や魚を買いだめして、すぐ冷凍させる」という主婦コツをよく聞きますが、肉や魚は獲れたての状態を、産地ですぐに冷凍して全国に運び、その各スーパーで再度解凍したものを売っている。
だから、それを買っておうちで冷凍させると、冷凍×2回になってしまうのです。味がどうしても落ちるので、一度「調理してから」冷凍した方が、おいしさは絶対勝っています。

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■これは、前夜解凍しておいたミートソースを、当日スパゲッティをゆでる間に、別の鍋で熱々に温め直してかけたもの。要は「スパゲッティをゆでる時間だけ」が所要時間なので、とても速い。まさに「手作りインスタント冷凍食品」┗(^0^)┛

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■ミートソースは2袋冷凍しておいたので、別の日はこういうグラタン風アレンジもしました。

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■ゆでたペンネ120gとブロッコリー1/2個(ペンネは袋の時間通り、ブロッコリーは同じ鍋で最後に1分程度)を別鍋で温めたミートソースにからめ、耐熱皿に入れてチーズをかけ、余熱完了したオーブン200度で8分程度焼くだけ。

■当日はすごく楽。しかも市販の冷凍品よりとても自然な味で、食べやすい…んですが、ミートソースなりドライカレーなり、「この素となるインスタントたね」は、やっぱり自分の人力を使って、別日にどこかで作っておかなきゃいけないわけで(゚ー゚;
健康的でおいしいごはんを日々考え、産みださなきゃいけない労力って、いつの時代もどこまでも、どうしてもこんなに大変なんだろう…。
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