フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]gmail.comへ

「おうちパティシエ」が世界を救う?

もともと何事にも「こり性」な性質。
最近は特に、お菓子作りが中毒になってなって…まいった。


病院に入院中の祖父に、ロールケーキを作ったり(ダンナ撮影)。



前に買ってきたバナナが少し熟したら、嬉々としてバナナケーキを焼いたり。

お菓子作りと料理は全然違う。同じ大学生でも文系と理系くらい違う。 どっちも楽しいのだが、お菓子、特に焼き菓子は突き詰め出すと本当に際限なくなる。 もちろん、ケーキ屋さんの宝石のようなお菓子に、見た目はかなわない。

でも味がおいしいし、何より、まったく同じ材料使っても、たとえばオーブンの温度を10度上げ、焼き時間を数分伸ばすというわずかの微調整だけで最低レベルから一気にスーパー級のおいしさになったりするのだ。

かちかちのスポンジケーキが、次はマシュマロみたいなふわふわの食感に仕上がったり。この探究過程…あー、たまらん。
仕事のストレスに押しつぶされそう、とか未来に夢を見いだせないほど落ち込んだり、なんてことがある人は、ぜひお菓子焼くべきだね。
人に作って持っていくと喜ばれるしホメられるし、自分はハッピー(&成長できる)、周りもハッピー。身近にありながら、この上なく崇高な作業です。