食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
今日はわたしが愛用するキッチン家電「フードプロセッサー」について。
フードライターがフードプロセッサーをおすすめ、ってわかりにくいですが笑
100円ショップで売ってる、おもちゃみたいなフープロでなくて、10,000円前後のちゃんとした機種のことです。
不器用な人もそうでない人も、自炊派は一台あると料理生活が激変します。買って損はさせません!
※当ブログはアフィリエイト広告を含みますが、本記事はPR記事ではなく自分の感想を書いています。
不器用でも急に「料理がうまい人」に爆上げされる
今でこそ「料理上手」と周りから言ってもらえますが、わたしは手先が不器用で。料理も盛り付けもヘタでした。
プロ向けの料理学校に通い、おかずは作れるようになっても「お菓子」はうまく焼けませんでした。
お菓子は、バターや卵、砂糖自身が「自分は今お菓子にされている」と気付いてないくらい(?)のスピードで仕上げないといけません。
でもわたしは「素早くまぜる」「素早く切る」ができない。
しかし料理を始めてしばらく経った頃、亡き母がちょっとお高いフードプロセッサーをプレゼントしてくれて。
卵白の泡立て以外の部分をフープロでやったら、もりもりの山高にふくらんだ、それは美しいシフォンケーキが焼けたのです。感動。
以来、フープロはわたしになくてはならないキッチン家電になりました。
母プレゼントの1台目は15年くらいで破損し(部品が製造中止になってしまい・そのあたりの経緯はこちら)、泣く泣く処分。今はパナソニックの2代目を使っています。
フープロ激推しの理由1:みじん切りが得意
フープロが大得意なのはなんと言ってもみじん切りです。
大量のみじん切りが必要な家庭料理って結構あるんですよね。
ハンバーグ、ギョウザ、お好み焼き……作ろうと思ってもみじん切りが面倒で、作る気が削がれます。
特にまな板中に細かい切れくずが散らばるのがイヤという人、多い。しかしフープロならみじん切りは一瞬!散らばりもナシです。
フープロ激推しの理由2:お菓子が得意(特にバターのまぜ作業)
お菓子が作れない、という人は「無塩バターを常温に戻してミキサーでホイップして」の工程が、つまずくのではないでしょうか。
わたしもそうでした。これがどうしても、うまくできない。
でもこの本を読んで、フープロで冷たいままのバターをホイップしたら、できたのです!
これは革命でした。加藤千恵先生は何年か前にご病気で亡くなられましたが、生前に直接お礼を言いたかったくらい。
フープロはメレンゲ作り(卵白の泡立て)だけできないですが、素早く切り混ぜる、は得意です。
メレンゲは自分でやって、他の工程をフープロにまかせればシフォンケーキも絶対うまくできます。
フープロ激推しの理由3:おろし作業が得意
フープロの得意なことで、刃を替えて「おろす」作業です。
わたしは手動のおろし金も持っています。大根おろしは手動で十分。
が、ぬるぬるする山芋や、においもきつくて涙が止まらない玉ねぎのおろし作業は、フープロのおろし金がありがたいです。
フープロ激推しの理由4:パン生地もこねられる
わたしはやらないのですが、パンを焼くのが好きな人にも激推し。
フープロは弾力の強い生地をこねる作業も得意です。パンこね専用の刃もありますが、標準のカッター刃でできます。
パンを自分で焼きたい人には、重労働のこね作業を機械にやってもらうと便利ですよね!
掃除問題よりラクさが勝つ
フードプロセッサーは刃を掃除しなくてはなりません。
調理は10数秒であっという間に終わるけど、刃や受けボウルを洗うのがかえって大変じゃない?とよく言われます。
が、それをもってしても調理のラクさは、変えられないんじゃないかと。
我が家が使っているのはこのパナソニックのフープロ(MKーK48P)です。今はまったく同じ品番は高くなってしまいましたが、購入当時は8,000円くらいだったような……。
パナソニックのMKタイプなら、安い機種でも基本的な機能はほぼ同じだと思います。
よかったらぜひ、購入をオススメします!
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>