食の取材歴20年 フードライター浅野陽子の東京美食手帖

フードライター、食限定の取材歴20年。フードサステナブルが得意。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]icloud.comへ

[ホテルダイニング]至福の王道フレンチを堪能「アジュール」ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

 

横浜グランドインターコンチネンタルホテル「アジュール」の料理の画像

(c)asanoyoko.com

横浜の老舗ホテルのダイニングで至福のクラシックフレンチを堪能

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

今日は老舗ホテルでクラシックなフレンチを楽しんだ話。

ここでのアップが遅くなってしまいましたが、まだ寒かった時期、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの「AZUR(アジュール)」に行ってきました。

『みなとみらい』駅直結、いろいろ思い出深い

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの外観の画像

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ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは1991年開業。
ヨットの帆のような半円状の形が特徴的です。

横浜コスモワールドの大観覧車の画像

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みなとみらい駅直結のアクセス。

駅から歩いてくると、ホテルの横に横浜コスモワールドの大観覧車も見えます。

大学生のときは「素敵だなー、横浜の大人のホテルだなー」と憧れていて。

社会人になってからの出版社時代は、担当していた某飲料メーカーがよくこのホテルの宴会フロアでいろんなイベントを開催していました。

激務の中、ヘロヘロの状態で横浜まで通っていたなー…と、いろんな若かりし頃の思い出がよみがえります(笑)

クラシックな王道フレンチを「パリの邸宅」を模した部屋で

レストラン「アジュール」の入り口の画像

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中年フリーランスになった今は、ゆったりここのダイニングの料理を楽しめるようになりました(笑)

フレンチレストランの「AZUR(アジュール)」です。

レストラン「アジュール」の内観の画像

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「パリの邸宅」をイメージして作られたそうです。

アジュールとはフランス語で「空」や「青」の意味。

この日はこんな、青色があふれる奥の個室でディナーをいただきます。

レストラン「アジュール」の内観の画像

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アジュールの料理は「フランス料理の原点に立ち戻ったクラシックメニュー」がベースで、食材は地元の神奈川県産のものを多く使用しているとのこと。

では、いただいたものを順番に。

アミューズ:千葉県銚子漁港 真鯖 焼茄子 生からすみ

アジュールの前菜の画像

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アミューズシャンパンビネガーでしめたさば。
生からすみはドレッシングの素材の一つです。コリアンダーも入っています。
ひと言で表すなら「とてもおしゃれでゴージャスな洋風しめさば」。

アジュールのワインの画像

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乾杯は贅沢にテタンジェで。

CHAMPAGNE TAITTINGER BRUT RESERVE

前菜:兵庫県産浜坂漁港・せいこ蟹のフラン マシア農園のオリーヴオイル

アジュールの前菜の画像

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アジュールの前菜の画像

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前菜はフラン。
「洋風な茶碗蒸し」ですね。
メスの福井産カニをたっぷり使用、甲羅で取っただしと生クリームを合わせた卵の生地を蒸したフランで。

これがまあ、とろけるように美味でした。

アジュールのパンの画像

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パンも登場。

ブルゴーニュの白ワインの画像

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前菜と合わせたのはルイ・ジャド白です。

BOURGOGNE BLANC LOUIS JADOT

魚料理:北海道根室漁港・キンキ 大根のミジョテ ブイヤベースのジュ

アジュールの料理の画像

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魚のメイン。一本釣りのキンキだそうです。
右上のパリパリのものはルイユ(にんにく入り自家製マヨネーズソース)を焼いてせんべい状にしたもの。

アジュールの魚料理

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キンキも味わい深かったのですが、スープがしみ込んだ三浦大根が絶品で。
魚の洋風だしで、大根をおでんのようにじっくり煮込んだとのこと。

ブルゴーニュのロゼワインの画像

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ワインは再びルイジャド、マルサネロゼです。

ROSE DE MARSANNAY LOIUS JADOT

肉料理:“横濱ビーフ”のフィレ肉 フランス産・黒トリュフ

アジュールの料理の画像

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神奈川県産のブランド牛「横濱ビーフ」を使った肉のメイン。

トリュフがふんだんにかかってました。

見た目通りの贅沢で濃厚な味わいです。

アジュールのパンの画像

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二つ目の自家製パンと一緒に。
ブリオッシュのような香ばしいパンが、濃厚な肉料理とぴったりで。

赤ワインの画像

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肉料理にはフィサン。凝縮感のあるブルゴーニュ赤です。

Domaine Herve Charlopin Fixin 2019

最後の赤まで上品なブルゴーニュしばりのペアリング、クラシックな料理と店内の雰囲気にもぴったりでした。

デザート:ショコラの球体 フランボワーズのジュレ

アジュールのチョコレートデザートの画像

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最後のデザートです。

野球のボールくらいあるチョコレートの球体、なのですが……

アジュールのチョコレートデザートの画像

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熱々のチョコレートソースをとろーっとかけると

アジュールのチョコレートデザートの画像

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中から甘酸っぱいフランボワーズのジュレが登場。

 

全体的にとても濃厚なコースに見えるかもしれませんが、量やタイミングがばっちりで。

デザートまで食べ終えてもお腹はすっきりだったのが不思議でした。

最後までちょうどよく、満足感がありました。

この日は小雨が降ってとても寒い日だったので、体も温まるような料理で。

 

この絶妙な仕上げ方こそ、老舗のホテルダイニングの技なのでしょう。

クラシックな料理が好きな、シニア世代の親や祖父母を呼んでも喜ばれそうです。

ランチコース(土日祝のみ)は4,800円と6,800円、ディナーコースは13,500円と16,000円。

税・サ込みなので意外とお得なのではないでしょうか。

 

それでは、今日も最高においしい1日を!

「アジュール」

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