フードライター浅野陽子の美食手帖

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【熱海】ふるさと納税の割引で「リゾナーレ熱海」へ子連れ旅してきた!(夕食編)

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。「リゾナーレ熱海」への子連れ旅レポート、前回の続きです。

ふるさと納税の割引を使ってリゾナーレに泊まる方法」を前回は書きました。

今回は、ホテル内のレストランで食べた夕食について紹介します。

ゾナーレ熱海では夕食を館内で食べるか否か、それが問題だ

チェックインして温泉に入った後に、ホテルから街に出たくない……。

ゾナーレ熱海は朝食付きのプランが基本。夕食は、

・ホテル内のレストランを予約するか
・外に出て街中で食べるか(熱海駅まで車で10分)

の、2択です。周りにコンビニや食べ物を買える店は一切なし。

ホテル内のレストランは高い。でも我が家は車がない。外に行くならタクシーを呼ばなくてはならない。

15時にチェックインして温泉入って、ビール飲んでゴロっとしたら、かったるいだろう……。悩んだ結果、贅沢ながら2泊3日の2回とも夕食はホテル内に決定。

「レストランはめちゃくちゃ混んでてうちは入れなかった」と前に泊まった友人に聞き、宿泊予約した直後(3カ月前)にレストランも予約しました。

その時点で初日の予約(連休中)はすでに希望の枠が埋まっていました。やむなく遅い時間に予約。人気だなー。

でもマイカーがあっても、温泉入った後は街に出る気にはならないですよね。

1日目夕食:「もぐもぐ」(朝食会場と同じ)

スタジオビュッフェもぐもぐ。2軒の館内レストランのカジュアルな方。

ゾナーレ熱海には、館内にレストランが2軒あります。初日の夕食はカジュアルな方の「スタジオビュッフェ もぐもぐ」へ。

人が少ない瞬間を撮影しましたが、にぎわっていました。

17時〜と19時半〜の完全入れ替え制。

3カ月前でも17時の枠は満席で、19時半に入りました。温泉に入ったり、ソラノビーチ(前回記事を)で時間をつぶしたりで。あっという間ではありましたが。

地元の有名な練り物店の磯揚げ。

お刺身やシラス丼など、熱海らしく魚介メニューが並ぶ。

名物アジフライとタルタルソースのコーナー。

地元の有名店の練り物、刺身、アジフライと熱海らしく海鮮系メニューがたくさん。

ポテトフライやセルフのうどんなど、子どもが喜ぶメニューも。

大人向けにヘルシーな蒸し野菜。

子どもと大人、それぞれが満足できる工夫がありました。「料理がおいしい」のがリゾナーレの口コミでは結構多い。

たしかに一般的な子連れ客向けホテルのビュッフェよりも、味のレベルは高かったです。

19時半に入った時は明るい夕暮れだったのが、徐々に暗くなりきれいでした。

窓際のオーシャンビューの席で、外が徐々に暗くなる様子が見られてきれいでした。

ビュッフェだけど味はいいし悪くない。ただ朝食会場を兼ねたレストランで、翌朝の朝食とかぶっていたメニューもあって。

大人6,000円・子ども(小学生)4,200円(いずれもドリンクは別料金)はやっぱり高いかな……。お子さん3人のファミリーもいましたが、ドリンクを注文したら夕食30,000円近くって相当ですよね!

2日目夕食:「和食ダイニング花火」

和食ダイニング花火。

2日目はもう一軒のホテル内のレストラン、日本料理店の「和食ダイニング花火」へ。外観からもわかるようにアッパーな価格帯です。

ビュッフェではなく、懐石料理店。おまかせコースのみ(大人と子どもどちらも)。

「熱海の花火大会」をイメージした客席。

内観も凝っていて、「熱海の花火大会」をイメージしたこんなテント状の客席で料理をいただきます。

「熱海舌つづみ」がテーマで、伊豆地方の食材がたっぷり使われたコースでした。

先付け:さざえの磯香蒸し

煮物椀:吹き寄せ玉子

宝楽盛り:八寸、お造り、酢の物

揚げ物:季節の天ぷら 抹茶塩

前半の前菜でも、めちゃくちゃ豪華です。

蓋物:宝蓮根餅、ずわい蟹、べっこうあん

台の物:金目鯛と牛、旬野菜のしゃぶしゃぶ

メインのしゃぶしゃぶ。これがもう、美味!

後半のメインのしゃぶしゃぶがよかった。金目鯛と牛肉を「しょうがの潮だし/トマトとどんこだし/昆布だし」の3種で食べ比べ。

わたしは金しょうがの潮だしで食べる目鯛が好きでした。絶妙な塩気と魚介のコクがなんとも言えず。味はあっさりしているけれど、夢中で野菜と交互に食べて、お腹がはち切れそうに。

食事:白飯、留椀、香の物

デザート:メロンのスープとパンナコッタ

これは大人用のコースで、子どもは前菜を半分くらいのボリュームで出してくれます。大人は10,500円、子どもは4,200円。

もちろんビュッフェより高いですが、逆にビュッフェより内容や満足感では割安では?素敵な店内で(温泉後に、正装をそこまでしなくても)こんなディナー体験ができるのはかなりおトクだと思います。

ということで、リゾナーレの夕食はこんな感じでした。

次回は「朝食編」をお届けします!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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