こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
東京の東側にある街、「清澄白河」に行ったことはありますか?
両国と門前仲町の間で、古くからの下町エリアながら、カフェやアートギャラリーが集まる「都内の新おしゃれスポット」として5〜6年前から注目されています。
今回は緊急事態宣言前に、私が清澄白河をぶらっとめぐったときの様子を紹介します。
つかの間の「清澄白河カフェ散歩」をお楽しみください。
(写真はすべて許可を取って撮影しています)
渋谷から20分、新宿から30分で到着
清澄白河駅は、渋谷から半蔵門線で23分、新宿から大江戸線で29分。
名前の響きから「最近できた、新興都市」のようなイメージがしますが……
降り立ってみると、昭和のなつかしい雰囲気です(笑)
お寺の多い昔ながらの住宅街という印象。
では、ぶらりとカフェ散歩にまいりましょう!
清澄白河の名前を一気に広めたブルーボトルコーヒー
そのまま進むと、住宅街のなかにぽつぽつと、こういった新しい雰囲気の店構えが現れます(残念ながらこちらの店は緊急事態宣言のなか、この後閉店)。
「なるほどー、やっぱりカフェの街なのだな」と思って歩き続けると……
きましたー!ブルーボトルコーヒーの旗艦店、清澄白河フラッグシップカフェ。
米カリフォルニア発、サードウェーブコーヒーです。
「サードウェーブ」というのは、スタバやタリーズなどの「シアトル系」チェーンの次の世代の人気コーヒー店を言うのだそう。
シンプルな外観ながら、相当目立っています。
一面ガラスの壁、外からも見える開放的な空間。
え、ここニューヨークですか?とつぶやきたくなるような、おしゃれな内観。
ブルーボトルコーヒーは2015年に日本初上陸し、当時はとても話題になりました。
それとともに、清澄白河の町全体も注目度がアップ。
アメリカ発のブランドは、単純にいろいろカッコいいですよね。
「この空間でおいしいコーヒー飲んでいる自分」が好きになりそうです。
ホットのカフェラテいただきました。
取材の前で急いでいたので、テイクアウトで。
シアトル系のコーヒーよりももう少し酸味が深く、香りが華やかな印象でした。
お店のウェブサイトははこちら。
工場直売スイーツに仰天!「藤堂プランニング」
そのまま駅に戻る感じで歩いて、次はこちら。
「工場直売スイーツ」を販売する「藤堂プランニング」へ。
知らないと「一体なんの店??」と頭がはてなだらけになりそうですが(笑)ここ、ケーキ屋さんなのです。
ホテルやカフェにケーキを卸している工場で、一般のお客さんもいきなり行って、ケーキを直接買うことができます。
そしてホールケーキがどれも安いのです!!1500〜2200円くらい。
この日は持ち歩いても大丈夫な、アップルパイを1台購入しました。
(自宅での試食レポートは記事の最後に)
お店の情報はこちら(ウェブサイトはありません)。
「藤堂プランニング]
グルメ好きな人のギフトにぴったり「TEA POND」
最後は前にもブログで一度紹介しましたが、私の大好きな紅茶ショップの一つ、TEAPOND(ティーポンド)清澄白河店へ。
外観からヨーロッパな感じです!
中に入るとずらりといろんな種類の紅茶が並び、女性好みの空間。
缶入りと袋入りが購入できます。
同じ茶葉だと袋入りの方がお安めですが、缶がかわいく使い勝手もよいので、缶でいきなり買っちゃったほうがお得な気がします。
毎日飲んでも結構もちますよ。
この日はミルクティーブレンドとイングリッシュブレックファーストを購入。
お店のウェブサイトははこちら。
最後に駅近くの「三河屋精米店」で玄米を購入し(こちらも後で紹介します)、この日のカフェ散歩は終了。
朝10時に到着し、駅に戻って11時40分くらいでした。
このままランチを食べて帰るのもありですが、清澄白河名物の「深川めし」があまり好きじゃないので、移動しました。
清澄白河みやげのご紹介
そしてこちら、清澄白河で買ったおみやげ3つです。
1.藤堂プランニングのアップルパイ
まず藤堂プランニングのアップルパイ。
5号のホールケーキでサイズはこのくらいです。
標準サイズの1カットが6個くらい切り出せる感じでしょうか?
しっとり&パリパリの皮、甘さ控えめのフィリング。
昭和・平成のアップルパイの見本のような味でした〜!
「ああ、こういうアップルパイ食べてたよねー」と懐かしくなるような。
アップルパイが好きな方(特にギリギリ昭和生まれの30代後半以上)、ぜひ食べていただきたい鉄板の味です。
2.TEA PONDの紅茶2種
TEA PONDで買った紅茶。
イングリッシュブレックファーストと、ミルクティーブレンド。
ふたをあけるとこんな。
内ぶたもきちんと付いています。
次からは袋入りを買って、この缶に詰めていけばいいのではと。
一番おいしく淹れるための分量やむらす時間も書いてあり便利です。
紅茶は、同じように見えてブランドごとに結構特徴があります。
TEA PONDのは他の茶葉も購入したことがありますが、総じて好きですね。
しっかり味や香りがあって、でも体に優しい。すっごく強い紅茶ってないですか?
3.三河屋の玄米
そして、三河屋精米店で買った玄米。
青森産のブランド米「青天の霹靂(へきれき)」です。
以前取材した天ぷら屋さんに「うちではこれを使っているよ」と教えてもらった銘柄で、しっかり粒が立つ品種。
2kg650円なのでお得!
前に紹介したこの方法で圧力鍋で炊きました。
もともと歯応えのある玄米ですが、この青天の霹靂だとさらにソリッドな味わいで、おいしかったー。
いかがでしたか。
今回は「フードライターが案内する清澄白河カフェ散歩」についてご紹介しました。
2時間弱の散歩ですが、清澄白河は見どころが多く楽しい気分が味わえます。
緊急事態宣言下、なかなか散歩も積極的に行って!とはおすすめしにくいですが、世の中が落ち着いたら足を運んでみていただきたいです。
<こちらもどうぞ(過去記事)>