フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【GWの東京土産】 レーズンバターサンド銘品3種を フードライターが食べ比べしてみた

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

GWがスタート!

帰省前にちょっといいお菓子を探す人もいるのでは?

今日は東京土産の「レーズンバターサンド」(レーズンウィッチ」を3種類、食べ比べたレポートを紹介します。

※当ブログはアフィリエイト広告を含みますが、本記事はPR記事ではなく自分で買って食べた感想を書いています。

地方にも銘品はあるけど東京に集中

六花亭 マルセイバターサンド 5個

六花亭 マルセイバターサンド 5個

レーズンバターサンドといえば、北海道みやげの「マルセイバターサンド」が有名です。

が、東京でもいろんなお菓子屋さんがレーズンサンドを出しています。カフェも。デパ地下や商業施設のポップアップストアで出店しているのも見ませんか?

「レーズンバターサンド=東京土産」と言い切っちゃってもいいのかも?

老舗の銘品3種を食べ比べてみたので、フードライターが解説します!

小川軒のレーズンウィッチ

小川軒の「元祖レイズン・ウィッチ」。

東京のレーズンバターサンド(レーズンウィッチ)の元祖。有名ですよね。

百貨店や成城石井、三浦屋、紀ノ国屋のような高級スーパーの冷蔵コーナーで売ってます。小川軒のオンラインサイトでも買えます(こちら)。

シンプルイズベストなパッケージ。

クッキーは固め、クリーム少なめなのが特徴。

レーズンバタークリームがちょっと少なめ、クッキーの食感が硬めなのが特徴。クッキーにアーモンドスライスが貼ってあり、見た目も上品。

食べやすくて、ひとつ食べるとすぐ2個目に手が伸びてしまう。魅力的すぎてダイエッターには悪魔のようなお菓子です(笑)。

近江屋洋菓子店の「レーズンビスキュイ」

近江屋洋菓子店の「レーズンビスキュイ」。

今月2回も足を運んでしまった神田の老舗ケーキ店「近江屋洋菓子店」もレーズンバターサンドを作っています。飛ぶように売れてました。

初回訪問時のレポートはこちら▽▽
》》【神田】創業140年なのに令和のSNS発信がすごい!「近江屋洋菓子店
https://asanoyoko.com/food/sweets/omiyayougashiten

 

クラシックなロゴがエモい。

レーズンビスキュイ、というフランス語の呼び方です。

クリームとレーズンのバランスが理想的。

クリームとレーズンがちょうどクッキーに収まるくらいの、理想的な量。
さくさく感はありますが、少しやわらかめの優しいクッキーでです。万人受けしそう。
賞味期限5日、神田の実店舗でしか買えません(支払いは現金以外も対応)。

バターステイツ by 銀のぶどうのレーズンサンド(今年4月末までの期間限定品)

バターステイツ by 銀のぶどうの「レーズンサンド」

3つめはちょっとレア品。東京の老舗お菓子屋さん「銀のぶどう」が出す期間限定(今年1月〜4月末まで)のレーズンバターサンドです。

銀のぶどうは「東京ばな奈」や「シュガーバターサンドの木」(わたしの大大好物)で有名なメーカー。羽田空港でも売ってますよね。

バタークリームめちゃ多め、生地はやわらかめ。写真のピントがボケててすみません(^^;

ここのはバタークリームがたっぷり。クッキー全体にみっしり入ってます。クッキー生地はサクッとしてますが食感がとてもソフト。
わたしと娘は硬い食感が好きなので「もっと歯応えある方がいいなー」と思いましたが、レーズンバターサンド好きの夫は「うーまっ!」と感動してたので、ハマる人も多いかも。

これもオンライン販売はなし。実店舗(大丸東京店、ぶどうの木&鎌倉座 阿佐ヶ谷店、パクとモグ 小田急町田店のみ)でしか買えません。

バターステイツ
https://www.butterstates.jp/

味は三者三様、でもおいしい食べ方は一緒!

昭和なラッピングがかわいすぎた近江屋洋菓子店

ということで、シンプルなレーズンバターサンドでも、食べ比べると3つとも味や食感、バタークリームの量ともに全然違いました。

ただおいしく食べる方法は全部共通。冷蔵庫保存ですが、食べる5分前くらいに外に出して、「キンキンに冷えた状態から少し常温戻し」がベスト。

そして砂糖やミルクゼロの熱いブラックコーヒーと合わせると最高!小さいけれど、一個食べるだけで幸せな気分に浸れます。

帰省の手みやげとは別に、ぜひご自身のご褒美にもどうぞ。

※3つともレーズンの洋酒感が少しあります。お酒に極端に弱い方、お子さん向けで気になる方はお避けください。

それでは、今日も最高においしい1日を!

<こちらもどうぞ(過去記事)>

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com