フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【裏ワザ】 パスタとイタリアン好きなら知っておくべき「パルミジャーノ・レッジャーノチーズの正しい切り方と食べ方」教えます!(捨てる部分の意外なレシピも)

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今日はパスタやイタリアンを自分で作るのが好きな方向け。

パルミジャーノ・レッジャーノチーズを塊で買ってきたとき、どうやって切ると最もおいしく、長く食べられるか、ご存知ですか?

今日は正しいカットと保存法を紹介します。

知ってた?チーズは◯を残さないとダメ

ヨーロッパのチーズは今高いので気軽に買えなくなりましたが、やっぱりチーズ専門店でフレッシュチーズを塊で買うとめちゃくちゃうまい。

ただ買ってきた後、家でどう保存するかが重要です。

一つ前の記事(こちら)でパルミジャーノ・レッジャーノチーズの試食会に行き、大きな塊(1.1kg)をいただいたので、家で保存用に切りました。解説します。

1.1kgの巨大チーズの塊。高さ10cmはある

赤いマル部分(芯)は残して

生のチーズは(パルミジャーノ・レッジャーノに限らずですが)、この「芯」というど真ん中が一番美味。

ここをスコンと最初に切り落とさず、全員に行き渡るよう、ケーキのように等分に切り分けてあげるのがポイントです。

まず高さを半分に

これは高さが(10cmくらい)ある大きな塊だったので、まず半分にカット。芯は上半分・下半分にも残ってるの、わかりますか?

空気に極力触れないように、包装ビニールの上から切りました。野菜を切る「菜切(なき)り包丁」ならまっすぐ切りやすいです。

それぞれ半分

上半分・下半分をタテ切り→さらに中心から半分にケーキのようにカット。芯は全員に行き渡ってます

チーズ専門店で売っているような、扱いやすいサイズにもなりました。

ラップでなくホイルで

一つずつアルミホイルで包みます。ラップはチーズが呼吸できなくなり、水滴も出てカビの原因になるのでNG。

さらにジップロックに入れ、冷蔵庫へ

これをジップロックに入れ、日付を書いて賞味期限1カ月ほどで食べ切りましょう。

1ブロックだけ取り出して野菜室へ。「常に食べる分」として稼働。

それを食べ終わったら次のブロックを出して、というサイクルが傷みにくいです。

パルミジャーノ・レッジャーノチーズをおつまみで食べる場合の切り方

パルミジャーノ・レッジャーノ専用のナイフ

そして切り方。フレッシュチーズを切り分けるナイフはゴルフのクラブのようにいろいろ種類があります。パルミジャーノ・レッジャーノ専用は先が鋭くて短いナイフ。

切先を突き刺すように立てて削る

パルミジャーノ・レッジャーノを食べるとき、ようかんのようにツルツルの断面でスライスするのはNG。

中のじゃりじゃり(アミノ酸の結晶)がおいしいので、ナイフの切先を突き立て、こうして断面をザクザク切り分けるのが一番美味。

このかけらをつまむ。これが一番おいしい。ワインに最高!

この食べ方だとじゃりじゃり部分のうま味と食感をしっかり味わえます。昔、チーズの取材で習いました。あとベストは冷蔵庫から出し立てではなく、少し常温に戻したもの。

ここは捨てないで!意外なおいしい食べ方もご紹介

そのままでは食べにくい皮と底部分。捨てないで!

ちなみにパルミジャーノ・レッジャーノの皮と底部分、ロウソクのロウのように硬いし、味もないからと捨ててませんか?食べられるので捨てないで!

食べられる部分を厚めに残し、ここだけはようかん切りで切り分けます。

オリーブオイル少々で全面を軽く焼く

オリーブオイル少々敷き、全面をややカリッとするくらい軽く焼きます。

パルミジャーノ・レッジャーノの焼きもちが完成

するとアラ?不思議。硬い部分が焼きもちのような食感になり、食べられるように!

パルミジャーノ・レッジャーノの磯部巻き

そのままでも、海苔で巻いても最高です。ちょっと味が濃いめですが、なかなかのおつまみ。日本酒にも合いそう。

もし塊のパルミジャーノ・レッジャーノや皮部分が残ったら、ぜひお試しください!

次の記事ではパルミジャーノ・レッジャーノのシンプルなパスタを紹介します。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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