食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
2週間に渡りお届けした築地市場のおいしいものレポート、今回で最終回。
築地には店が460軒あり、「築地初心者が絶対行くべき店5店」をしぼって、まとめます。
築地=インバウンド客で大混雑、というイメージですが、混んでいるのは意外と一部のエリアだけ。混雑を避けながら楽しむ裏ワザもご紹介!
前回の記事はこちら:
【築地】昭和のレトロ好きにはたまらない!エモすぎる(しかも美味な)築地の喫茶店2選
築地シリーズを最初から読むならこちら:
【築地】 魚好きは一度は行くべき!最高級マグロ丼がお得に食べられる海鮮丼専門店「海玄(しーげん)」

この記事がおすすめな人:「築地初心者が土曜朝に早めランチ&いいものがあれば買いたい人向け」
フードライターとして、わたしは築地には20年前から取材やプライベートで通ってきました。
豊洲移転前の築地場内のマグロの早朝セリも取材したことがあります。

築地リピーターがここに来る目的は、
・食べる(朝食かランチ)
・買い物をする
とはっきり分かれます。
ですが、この記事のイメージはあくまで初心者向け。
「食べることに興味があり、築地に行ってみたいけどどの店に行けばいいかわからない」という築地ビギナーが、休みの土曜早朝に早めランチがてら、ちょこっと買い物することを想定しています。
(日・祝日にやっている店もありますが、築地は水・日がだいたいお休みです)
持ち物

食材を買いたい人は、保冷バッグ+手荷物入りリュックのスタイルで(買わない、と決めていても見ているうちに買いたくなります)。
保冷剤は食材を買う店でもらえますが、氷で溶けやすいので、ケーキ屋さんでもらう保冷剤を凍らせて持っていくのがおすすめ。
出発の朝に冷凍庫からガバッと何個か詰めて持ってきてください。
洋服は必ずカジュアル。水がかかることもあるので、汚れてもいい格好と歩きやすい靴で。
地図に書き込めるよう、サインペンか太めのボールペン1本も。

買い物ついでに「切れない包丁を研ぎに出したい」方は、包丁をダンボールの端などでカバーして持参(詳しくは一番下を)。
朝8:30築地市場駅着を目指し、そのまま「総合案内所」へ。で地図ゲット

築地は買い出しのプロ向けに朝5時から開いていますが、一般利用客は8時30分に最寄駅(大江戸線築地市場駅)に着くのがベストです。

築地市場駅のA1出口を出て最初の信号を右折し、そのまま進んで「総合案内所 ぷらっと築地」へ向かってください。地図をもらうためです。


地図をもらったら、以下のおすすめポイント5店をペンでマークしましょう。
<フードライター浅野陽子おすすめ・初心者が絶対行くべき5店>(観光客もそこまでいないエリアにほぼある)
- 海玄(しーげん)/海鮮丼
- 築地魚河岸(小田原橋棟・海幸橋棟両方)/ショッピングモールとフードコート、トイレもある
- 玉八商店/玉子焼き専門店
- 丸山海苔店/海苔専門店
- 味の浜藤/練り物と揚げ物店(食べ歩きorテイクアウト)
- (包丁研ぎたい人限定、「築地有次」)
築地のおすすめを挙げて、と言われたらキリがないのですが……初めてならまずはこの5カ所。
しかも築地でも比較的、観光客がいても歩きやすい場所です。地図にはさらに自分が調べた行きたい店をマークしても!
海玄には9時〜9時20分までに並ぶ(ベンチ、冷水あり)。開店1巡目に入店

築地で食べる場所として、一番行ってほしいの海玄(しーげん)ですね。海外観光客であふれていて、日本人は少ないのがもったいないのでぜひ!
9時20分くらいまでに並べば1巡目(10時オープン)に入れて効率いいです。待ってる間も屋根下のベンチに座ってサービスの冷たい水を飲みながらなのでラク。複数なら交代しながら市場を回っても。
※待ちたくない、という人は飛ばして次の「築地魚河岸(小田原橋棟)」のフードコートで食事をしても(曜日関係なし)。

日本に住んでいて、この店でマグロ丼を味わってないなんてもったいない!口内が爆発しそうにうま味たっぷりです。
【築地】 魚好きは一度は行くべき!最高級マグロ丼がお得に食べられる海鮮丼専門店「海玄(しーげん)」
築地魚河岸は11時くらいまでは商品が残っている

腹ごしらえしたら築地魚河岸ビル(2棟)でゆっくり買い物を。小田原橋棟(赤い方)・海幸橋棟のどちらから先に行ってもOK。11時台前半までは商品も残っています。

広くて清潔なトイレがビル内に何カ所もあるので、女性は特に安心。

新鮮な海産物や、テイクアウトしてフードコートで食べられるすし、だし、肉、野菜やフルーツも売っています。
商品をさわったり値切ったりは厳禁。
値段はイクラ1パック1800円、まぐろ一サク2500円前後、たらこ・明太子はたっぷり入って1箱500円、ウニ3000〜12000円(ランクによる)というところでしょうか。どの店も大体一緒です。
写真はひと言断ってOKだったら撮影を。

小田原橋棟・海幸橋棟どちらから回ってもOK(フードコートがあるのは小田原橋棟だけ)。
どちらも波除通り側の入り口から入り、そのまま館内をUターンして来た道を戻るとわかりやすいです。
【築地】初心者こそまずは「築地魚河岸」ビルへ!活用法をまるっと解説
波除(なみよけ)通りまで戻り、玉八商店へ


築地に玉子焼き店は何軒もありますが、ここの玉八商店が端っこなので空いています。しかしプロには大人気。
甘さが最も控えめ、だしの香りや味がしっかり感じられて上品で、わたしは一番好き。家庭用にはこの大きさで600円ですよ!
【築地】 フードライターが築地の人気だし巻き玉子BEST3を勝手に選んでみた!
海玄まで戻り、ほぼ向かいの丸山海苔店へ。「こんとび」必須

ぼちぼち場外の雰囲気に慣れてきたのでは?フードコートの波除通り沿いの入り口に戻ったら、また海玄まで行って、そのといめんの海苔屋さん「丸山海苔店」へ。

丸山海苔店では「こんとび」をぜひ。青のりがまぜてある海苔で、今まで取材や、ミシュラン店含むいろいろなすし店の大将に「うちは『こんとび』一択で」と聞いてきたので、ここで見つけたときは「あーーーっ!」と。
食べると香りやパリパリした食感が異次元。値段は近所のスーパーの最高級海苔と、一枚あたりではほぼ同じです。
【築地】すし・和食好きは知っておくべき築地の「海苔」専門店おすすめ2選
味の浜藤で「まぐろメンチ」と「もろこし揚げ」を


築地の雰囲気にだいぶ慣れたところで、最後にインバウンド客で混雑するエリアへしましょう。
食べ歩きで大人気店「味の浜藤」へ。

一番人気の「もろこし揚げ」や「まぐろメンチ」をぜひ。そのまま食べ歩きしてもいいし、テイクアウトしても。最近のオーブンレンジは揚げ物もカラッと再生してくれますもんね。
特にもろこし揚げは、とうもろこしぎっしりで築地名物なのです。
【築地】すしや海鮮丼以外にも!意外に楽しい「築地場外市場食べ歩き」ガイド
これで大体到着後3時間くらい?初築地、なかなか満喫されたのではないでしょうか?
おまけ:切れない包丁を研ぐチャンス、海玄の前に築地有次へ

味の浜藤へ行ったところで終わりでよいのですが、余力があって「切れない包丁を研いでもらいたい!」という人は「即日研ぎサービス」を受けてはいかがでしょうか?
築地で即日の包丁研ぎサービスをやってるところはありますが、なんといっても「有次」さんが安くて丁寧!
切れない包丁(どのメーカーでもいい)を家から持参し、海玄に並ぶ前、築地に到着したらまずここに持ち込んでください。


1時間でスピード研ぎ直しをやってくれます。
朝一番でここに持ち込み、築地場外で食べたり買い物をした最後に受け取って帰れば、本当に効率がいい!
かっぱ橋でも1時間ではやってくれない(1週間預かりが普通)。さすが江戸っ子の商いの街。しかもシャッキシャキの切れ味に感動します。
【築地】知ってた?買い物中に即日スピード研ぎ直しをやってくれる包丁店「築地有次」
絞り込むのがとても難しいですが、築地が初めての方はまずはこの通り歩いてみてください。
慣れたら何度も足を運んで、いろいろ買って食べ歩き、築地にハマってみてほしいです。
その他のおすすめポイントは以下からどうぞ!
築地シリーズを最初から読むならこちら:
【築地】 魚好きは一度は行くべき!最高級マグロ丼がお得に食べられる海鮮丼専門店「海玄(しーげん)」
それでは、今日も最高においしい1日を!
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