フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

料理ビギナー向け、中華せいろ(竹製蒸し器)の買い方、使い方

■ある日「セイロってどこで買えるの?どうやって使えばいいの?」と質問を受け、ああそうか、何気なく使ってたけどここで解説してみようと思い立ちました。こういうものです。形は皆さんイメージつきますよね。

_140128_2
入手場所:普通のスーパーではまず売ってない
百貨店のキッチン道具売り場、東急ハンズ合羽橋道具街など専門店街とか…身近なところでは渋谷の東急プラザのB1、「台所屋雑貨店」には確実にあります。でもわたしは、ネットが割安だから一番おすすめ(最後にリンクを貼ります↓↓)。

__140128
買い方:家の中で一番小さいサイズの小鍋(安くても高くてもなんでもいい)を用意。直径を測ります。わたしのは、このミルクパン。10年以上前に結婚式のカタログ引き出物でもらったもの(^-^; IH可なのに小さくてとっても重宝。直径は16.5cmです。
そうしたらそのサイズより大きいセイロを買うだけ。うちのは直径18cmのもの。最初に買うときは、必ず本体&ふたもセットで購入してください。これとても大事。

_140128_3
使い方:買ってきたら洗剤でよく洗います。いざ、使うときはその小鍋に水をたっぷり入れて、カパッとせいろをはめ、ふたもします。そしてグラグラ、湯気が立つほど鍋を沸かす(ガスの場合は火がせいろに燃え移らないように注意)。

_140128_4
■湯気が十分立って鍋もせいろも温まったら、蒸したいものを入れます。この日は市販の肉まん。紙があらかじめ親切にくっついてますが、自分で作るシュウマイや餃子には何もないので、直に入れると非常にせいろにくっつきやすく、しかもあとの掃除が面倒くさい。
なのでキャベツの大きめの葉っぱ1枚や、クッキングシート(オーブンシート)などを適当な大きさに切って、必ず底に敷いてから入れるといいです。

_140128_5
■大体どんなものも、湯気が上がって、蒸したいものを入れて(ふたもして)から、15分くらいで蒸し上がり完成\(^0^)/ 
わたしの写真技術では、いま一つ「ほわほわ感」が伝わってないですが、もーのすごく熱々の状態です。肉まんは、生地がしーっとり、中身のあんはとろけるようなやわらかさ。市販の何気ない肉まんも、極上の仕上がりです。この感じは、ぜーったいに電子レンジでは出せない。

_140128_6
■このとろけるような質感、味わいを知っちゃうと、結局いつも、そこまでお手軽ではないけど、せいろを出してきちゃうわけです。
わたしはほかにもル・クルーゼの蒸し器や、蒸し機能付きのウー・ウェンパンなども持っていますが、せいろは使用頻度高いです。何より、せいろしかできないのはこの「蒸し器ごとできたて熱々状態を食卓に出せる」という利点。下に平皿などをかませればOK。
湯気も立って、ライブ感があります。

注意点:中華せいろはかびやすいのが難点なので、使ったらきれいにきっちり洗い、完全に乾かしてから収納するのがポイントです。でもわたしは5年以上同じものを使ってますが、ごく普通にそうやってメンテして、年中使ってもちゃんといい状態を保ってますよ!

ネットでの買い方:まず土台になる小鍋の大きさを測り、「中華せいろ 18」「中華せいろ 21」などサイズを打ち込むとどんどん出てきます。Amazonなどネットはリアルな店舗より必ず値下げして売っているので、ネット買いがおすすめです。楽しい蒸し器ライフを~!
(せいろの画像をクリックするとAmazonのリンクに飛びます↓↓)。


楽天リンクはこちらを。でもAmazonの方がどのサイズも、全体的に割安な印象です)
******************
読んだ後に、クリックで応援お願いします(^o^)
↓↓↓

レシピブログのランキングにも参加中☆ こちらもできればクリックを<(_ _ )><(_ _ )>