どんなに高額でも便利でも、約10年で不具合が出る真実
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
みなさんはキッチン家電、使っていますか?
ここでもよく記事を書いていますが、便利なキッチンツールが大好き。
生まれつき不器用(だけど料理をするのは大好き)な私は、キッチン家電や最新の道具によって料理の腕を大きく底上げしてもらいました。
中でも愛用し、助けてもらっていたのはこのクイジナートのフードプロセッサー(DLC-8P2J)。
こういうやつです↓↓
この画像のもの(DLC-10PRO)より旧式ですが、同じ多機能のフードプロセッサーを2010年に4万円くらいで購入しました。
基本ツールのほか、みじん切りできるブレード(刃)や、パン生地がこねられる羽など、いろんなオプションパーツが付いているフルセットです。
10年あまり、とても便利に使っていました
が、ついに先日壊れました!
しかしその壊れ方がなんとも中途半端で、ショックで……
部品がないために、元気な他のパーツもすべてお別れとなる
壊れた、と言っても機械が動かなくなったのではないのです!
機械の動作は全く問題なし。
こういう「ワークボウル」という、「切ったり加工したりするための材料を入れる器」の、一カ所だけがポロッと欠けちゃったのです。
しかし、不具合はそれだけなのです!!!
他のパーツはまったく問題なし。
「よーし、ワークボウルを買い直してまた使おう!」と思い、クイジナート公式サイトのお問い合わせ先から、「どのボウルを買い足せばよいでしょう?」と問い合わせました。
すると、なんと……
DLC-8P2Jシリーズは生産終了しており、部品購入も修理も不可
との連絡が(>_<)
う、うそでしょ……
ボウル一個壊れただけで、元気な他のパーツは、すべてただのゴミ。
毎回大事に手入れして使っていたので、とても捨てる気になれず、しばらく途方に暮れました。
その後、思い直してメルカリに「パーツのバラ売りします」と出品したら、ポツポツ「買いたい」という方が現れました。
順次対応して、なんとか次の里親が見つかっているところです。
が、もう少し長く使えるものだと思っていたので「キッチン道具の寿命って意外と短いんだなー」と知りました。
立て続けに圧力鍋も壊れる
と、そんな「クイジナート突然終末事件」が起きて数日後。
なんと圧力鍋も破損するアクシデントが!
こちらは2013年に購入した、フィスラーの圧力鍋(ガラスふた付き)。
これです↓↓
これも4万円くらいで買って、大事に10年弱使っておりました。
圧力鍋は玄米を炊く、ポテトサラダのじゃがいもを蒸す、おでん用の大根を短時間で煮る、など私にとっては必要不可欠のツール。
この記事は当ブログで人気記事になっております。
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そしてこれからもずーっと、圧力鍋を普通に使っていくのだろうなーと思ったら……
ある日床に落とし、この取っ手が、
こうなった。がーん(>_<)
取れた取っ手は上下の「下」部分だったので、このままで使えなくもない笑
ただし、人が来た時に、このまま出したら結構カッコ悪い。
どうしよーーーー!
クイジナートと同じく、手放さなきゃいけないの??と思っていたら……
幸い、フィスラーのこの型番(右上の600-300-04-093)は、まだ部品を製造しているようで。
楽天で無事購入できて、事なきを得ました。
「圧力鍋 フィスラー 部品」と楽天で検索しているうちにたどりつけました。
どの型番の本体にどのパーツが合うか、とてもわかりやすく載っています。
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楽天ありがたや。
というわけで、ほぼ同時期に買った高額なキッチン道具、一つはダメになり、もう一つは助かりました……
が、どんなに丁寧に大事に扱っていても、約10年である程度寿命が来るのね、という話でした。
買うときは一生もののような気もしてしまうけれど、冷蔵庫だって炊飯器だって大体10年くらいで壊れる場合も多いし。
そんなに末長ーく使えるものでもないので、大事にしまいこまず、どんどん使った方が結局お得。
いっぱいおいしいものを作りましょうね!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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こんな感じで、クイジナートにはさんざんお世話になりました涙
やり方はクイジナート以外のフードプロセッサーでも活用できます。