こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
7月21日に東銀座に移転オープンした、MATSUZAKI SHOTEN(旧店名「銀座 松﨑煎餅」)に行ってきました。
今回はそのレポートです。
江戸後期創業、200年の老舗店が移転リニューアル
松﨑煎餅の創業は江戸時代後期の文化元年(1804年)。
卵をたっぷり使った、ほんのり甘い瓦(かわら)煎餅が目玉商品の煎餅専門店です。
以前の店舗は銀座5丁目にありましたが、今回銀座4丁目の歌舞伎座の真横に移転し、リニューアルオープン。
店内には今までの歴史を伝えるモノクロ写真も飾られています。
今回のリニューアルオープンのコンセプトは「煎餅を軸とした新たなエンターテインメント創造する」とのこと。
せんべいの専門店であり、さらに店内にカフェも併設した新しいショップです。
一見、老舗企業の社長に全く見えない(?)、ファンキーな松﨑さん(でも経営者として、お店や銀座の街について語り始めると熱い!)。
のれんや店内の照明などいたるところに、テーマカラーのふじ色(紫色)が使われています。
「老舗なのに新しい」感が感じられる色です。
広報ご担当のHさんがこののれんと同じネイルをされていて、こんなモデルもお願いしてしまいました。
屋外で太陽の光が当たると、さらに美しい!
江戸時代から名物の瓦煎餅とコーヒー、スイーツを楽しめる店
店内には瓦せんべいを筆頭に、いろいろなせんべいがずらり。
こちらは2020年にリリースされた「やわかたこい。」シリーズ。
私も別の取材企画で記事を書いたことがありますが、ぬれせんべいの独特の食感と濃厚な味がおいしくて好きです。
この後、自分と友人用のおみやげに購入しました。
そして、今回店内のイートインスペースで食べたものです。
左:「宇治金時 825円」(夏季限定)
長野県産の天然氷を使った宇治金時かき氷。
右:「松﨑ろうる with ぎんざ空也(空いろ)385円」
あんこと白玉をやわらかい瓦せんべいで挟んだ“せんべいスイーツ”とのこと。
どちらも、同じ銀座にある老舗和菓子店「空也」とコラボした商品で、あんこと天然着色料で色付けした白玉やだんごを添えています。
おもちゃのような面白い見た目ですが、もちもちの食感、優しい甘さでおいしかった。
ちなみに、訪れた当日はちょうど梅雨明け、めちゃくちゃ暑い日で………
今年初めてのかき氷でしたが、気温に合っていて最高でした!
さっぱりして頭が痛くならないかき氷です。
店内でコーヒーだけを飲むこともOK(ホットコーヒー550円、瓦せんべい1枚付き)。
コーヒーを飲むだけでもよし、またはギフト選びの合間に、カフェ休憩してもよし……歌舞伎座の真横という便利な立地で、幅広い楽しみ方ができるのではないでしょうか。
歌舞伎座の本当に真横にある店舗。
カフェというより「茶屋」のイメージに近いかな?
ほっと一息つける新スポットという印象でした。
東銀座に行かれた際は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
おまけ:この日自分のおみやげ用に購入したぬれせんべいと瓦せんべい。
「MATSUZAKI SHOTEN]
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