「ロワール」ワインのメディア向け試飲会に呼んでいただきました。
ロワール地方のワインというのは日本であまり知られていませんが、
手頃な価格で、おいしい銘柄がたくさんあります。
ロワール川流域で造られるワインのことですね。
この川は1000キロにも及ぶ、フランス最長の川。とにかく広ーい地方なので、
造られるワインも白・赤・ロゼ・甘口ワインといろいろ。
ひと口に「これ」と言えないのがロワールの特徴でもあります
(ワインエキスパート試験では、最も暗記に苦しんだパートでもありました・・・)
まあ試験の情報はさておき・・・
この日、試飲したのは
Muscadet Severe et Maine (辛口白)
Rose d'Anjou (ロゼやや甘口)
Vouvray(辛口白)
Sancerre(赤) の4種類。
私は①のミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌが一番好きでした。
ロワールの「王道」とも言えるでしょうか・・・すっきり、シャープでさわやかな酸味の白。
ちょっと日本酒のような香りも、飲み口の最後に感じます(ワインの用語で「吟醸香」と言います)。
「刺身や焼き魚、生牡蠣なんかにも合いますよ」と教わり、なるほど、食べたいー!と思いましたが
純フレンチなおつまみももちろんぴったりでした。
チーズをバケットにのせたカナッペなど。
ようじにフランスの国旗!
こういうちょこっとしたおしゃれ感の演出も、さすがフランス・・・と感じ入りますね。
「エスプリ」ですかねぇ。
ほんのり甘口のロゼ・ダンジューととろりとしたブルーチーズも合いました。
東京の真ん中で、ちっちゃなフランスの風が吹いた日でした。
ロワールワイン、これからのホームパーティーの季節などにもいいですね。